製品情報:タクティクスチャレンジ! タクティカルRPGエディター3 [チェックポイント!]

チェックポイントその1

クエスト制によるわかりやすいゲーム制作

 タクティクスチャレンジ!で遊べる&作れるゲームはクエストを受諾し、バトルを行ない、報告をして報酬を受け取る――という手順の繰り返しでゲームが進行するため「区切りをつけやすい」制作スタイルになっています。
 物語の本流となるメインクエストを先に作り、あとから余談となるサブクエストを追加することも簡単なのでアイディアをまとめやすく、ゲームを完成に導きやすくなっています。
・斡旋所でクエストを受けプレイヤーが好きな順に冒険へ赴く「フリーシナリオタイプ」のゲームを作れます。
・バトルフィールド上でイベントを見るだけ(戦闘なし)のクエストも作れます。
・材料として指定されたアイテムを持ち帰ると完成品を受け取れる「合成タイプ」のクエストも作れます。
・最初から受諾してい るクエストを指定したり、クエスト完了時に次のクエストを自動で受諾させることもできるのでプレイヤーを強く引っ張る「1本道タイプ」のゲームも作れます。

チェックポイントその2

探索を楽しめる世界地図上の冒険

 世界地図上にはショップなどがある街やバトルを行なうダンジョンなどの「エリア」を配置します。
 エリアには「既知」「通行可能」「安全」という属性があり、「既知」属性をONにすることでエリアが世界地図上に表示されるようになったり、「通行可能」属性をONにすることでそのエリアに行けるようになったり、エリア解放クエスト攻略などにより「安全」属性をONにすることでそのエリアでショップなどを利用できるようになったりします。
 世界地図上の移動は道を通ることになりますがプレイ時には見えない「隠し通路」を設定できます。これにより行けなさそうでいて実は行ける「隠し里」などを表現できます。

チェックポイントその3

ゲームパッドで操作できるバトルフィールド制作

  斜め見下ろしかつ斜め視点で半立体的なバトルフィールドは表現力が豊かな反面、デザインするのはなかなか難しい作業です。特にマウス操作との相性が悪いので、タクティカルRPGエディター3ではバトルフィールドのデザイン時にゲームパッドでの操作に対応しました。
 その操作方法は[取消]ボタンでその場のブロックを記憶(スポイト)、方向キーで選択位置を動かし、[決定]ボタンでブロックを配置する、という簡単なものです。
 もちろんゲームパッド必須ではなく同様の操作をキーボードでも行なえます。はじめは「マウスで操作したい」と思うかもしれませんが、ゲームをプレイするときに近い操作でデザインできることは「慣れれば慣れるほど簡単かつ手放せない機能」になることでしょう。

チェックポイントその4

さまざまなバトルを表現

バトルの勝利条件(と敗北条件)は様々です。ただ敵を殲滅するだけではありません。もちろん勝利条件を説明するため戦闘前にイベントシーンを表示することも可能です。
・味方NPCが登場し、味方NPCを守る(戦闘不能にさせない)ことを目的としたバトルを表現できます。
・第3勢力(中立)のNPCを登場させ、自軍や敵軍と対立させることもできます。対立してない中立NPCを攻撃すると「敵に回す」ことになります。
・敵の拠点(特定の座標)を占拠することや自軍の拠点を守ることを目的としたバトルを表現できます。
・制限時間内に目的を達成しなければならないバトルを表現できます。
・勝利条件とは別に「自軍キャラクターが戦闘不能になると失敗」など敗北条件を設定できます。
・敗北条件を満たさぬように規定の時間耐久すればクリアとなるバトルを表現できます。
・倒れた敵がすぐに消失するよう設定したり、アンデッドモンスターが何ターンで復活するかをクエストごとに設定できます。
・バトル中に相手を倒すとアイテムを入手するようにできます。
・装備品などの設定によってキャラクターをワープで移動させることもできます。
・活躍度(派手に活躍しているキャラクターが狙われやすい)の概念による盾役の存在意義を導入、緊迫したバトルを表現可能です。

チェックポイントその5

クラス(職業)とアビリティ(技や魔法)の作成が
キャラクター作成の基本

 主人公キャラクターは戦士や魔法使いといった職業=クラスを複数所持することができ、それぞれのクラスが成長することで技や魔法=アビリティを習得していきます。 またクラスには「相手の攻撃に反撃」「時々2回攻撃」「MP消費量軽減」などの特性を設定することもできます。
 ゲームバランスを考えてクラスの能力値や習得アビリティを設定することはとても楽しい作業、これぞゲーム制作の醍醐味です。職業バランスがおかしい市販ゲームを遊ぶことで学んでしまったバランス調整のアイディアを実験するチャンス!?

チェックポイントその6

召喚魔法・分身技を表現可能

 プレイヤーキャラクターを呼び出すアビリティを作成できるので自分以外のキャラクターをバトルに参加させる「召喚」や自分自身のコピーを追加する「分身」を表現できます。
 召喚・分身アビリティには実行時の消費コスト(MP使用量など)だけでなく「維持コスト」(召喚されたアバターが行動するたびに必要)を指定できるので「召喚アバターを維持し続けると術者のMPが減少」「分身し続けると術者のHPが減少」といった表現が可能です。
 もちろんプレイヤーキャラクターだけではなく味方NPCや敵モンスターに召喚魔法などを使わせることもできます。

チェックポイントその7

一枚絵を描けなくてもすべての場面が成立

 タイトル画面や字幕シーンではゲーム中に使われる世界地図を背景として表示できます。このため風景画などの一枚絵を自分で描けなくても画面に充分な要素が表示されます。
 タイトル画面では世界地図を背景に、タイトルロゴとコマンドウィンドウを重ねて表示します。タイトルロゴだけは作品名に合わせて用意したいでしょうから、きれいな文字を描けるツール(あるいはロゴ作成ツールなど)があれば充分です。Microsoft Officeなど 文書作成ツールやウェブサイト作成ツールをお持ちの方であれば、内蔵の機能で文字をグラフィック化することもできることでしょう。「絵を描く才能」や「絵を描くためのツール」 がなくても問題にはなりません。