SRPGアンケート結果発表 生活要素編
はじめに
アンケート集計結果を発表・分析する記事の第6回です。SRPGアンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
今回は「ゲーム内の生活系要素について」全4問の結果をご紹介します。全回答を「TOTAL」としてまとめたほか、回答者のうち下半分の年齢層を「YOUNG」(20代前半以下)、上半分を「ADULT」(20代後半以上)として抽出した結果も併記しています。
なお、SRPGアンケートは現在も継続してご回答をお待ちしております。未回答の方は、よろしければページ末尾のリンクからアンケートにご協力ください!
生活系要素についての質問
Q1
全体に「腰を落ち着ける場所がある」ことへの支持の高さが現れる結果となりました。
世代別で見ると「B.乗り物で旅をし冒険の拠点とするスタイル」の反応に大きな差があり、YOUNG層の強い支持が際立っています。
Q2
世代差はほぼなく、全体に高く支持されているという結果になりました。
ただし支持しない人の拒否感はかなり強いようで、他の設問よりも反感を示すコメントが多めに寄せられました。
Q3
支持が半数強、「あっても良い」まで含めれば80%以上が容認しているという結果になりました。
世代別で見るとYOUNG層は容認より支持が強めです。この結果はバトル編「特定の装備や能力が必須のバトルについて」の結果に似ており、事前準備や結果を得るまでに段階を経る必要があることに対してYOUNG層の方が肯定的であることがわかります。
Q4
さすがにSRPGと相性は悪く、半数程度の支持となりました。拒否を示す層は少なめで、無関心層が多い点が特徴的です。
まとめ
SRPGに生活要素……いかにも相性の悪そうな設問でしたが、それなりに高めの支持があり、少し意外に思う結果となりました。
しかし、初期の頃は単純に戦うだけだったウォーシミュレーションゲームがコンピューターの性能向上とともに成長要素や物語の表現を取り入れてSRPGとなっていったのですから、今後も様々な要素を取り込み続けてこのジャンルは成長していくのでしょう!
文責:仲川正紀(ヒポ社代表/Twitter@hiponama
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